ヘルスラボ整骨院狛江院

好転反応はどうして起こるの?

2023.07.02

好転反応はどうして起こるの?

整骨院での施術は、身体のバランスを整え、自己治癒力を促進することを目的としています。しかし、施術を受けた後に、一時的に不調が悪化したり、身体に異常な反応が現れることがあります。これを「好転反応」と呼びます。

好転反応は、身体内部の機能やバランスが正常化する過程で生じる一時的な症状で、例えば、疲れやだるさ、痛み、頭痛、吐き気、発熱などが現れることがあります。これは、身体内部での化学反応が起こる過程で、身体に一時的な負担がかかるために生じるものであり、一般的には1~3日程度で自然に治まることが多いです。

どうして好転反応が起こるの?

好転反応が起こるメカニズムは、まだ完全に解明されていませんが、施術によって身体のバランスが整えられると、細胞や組織内部で老廃物や有害物質が排出されることがあります。また、身体内部での酸素や栄養素の供給も整えられ、細胞の働きが活性化されることがあります。これらの化学反応が起こる過程で、身体に一時的な負担がかかることがあり、それが好転反応の一因となっていると考えられています。

好転反応が起こる期間や症状は?

好転反応が起こる期間や症状は、人によって異なりますが、多くの場合は、身体の自己治癒力が働いている証拠として受け止めることができます。また、好転反応が長期間続く場合や、症状が悪化する場合には、専門医の診断を受けることが必要です。

好転反応の例

以下に、施術を受けた後に起こり得る好転反応の例をいくつか紹介します。

・筋肉痛や関節痛

施術によって筋肉や関節の動きが改善され、これまで硬直していた部位が動き出すことで痛みが現れる場合があります。ただし、痛みが長期間続く場合や、急激に悪化する場合には、専門医の診断が必要です。

・疲労感やだるさ

身体の自己治癒力が働いている過程で、エネルギーを消費するために疲れやだるさが現れることがあります。施術後は十分な休息と水分補給を行い、身体をサポートしましょう。

・頭痛やめまい

施術によって頭蓋骨や首の動きが改善され、血流や神経の働きが正常化されることで、頭痛やめまいが現れる場合があります。ただし、症状が長期間続く場合や、悪化する場合には、専門医の診断が必要です。

・吐き気や発熱

身体内部の化学反応によって、一時的に身体に負担がかかることがあり、吐き気や発熱が現れる場合があります。これらの症状が長期間続く場合や、悪化する場合には、専門医の診断が必要です。

まとめ

好転反応は、整骨院での施術に限らず、整体や自然療法や代替医療を受けた場合にも現れることがあります。施術を受ける前には、自分自身の健康状態や症状、好転反応が起こる可能性があることについて十分に理解し、施術者に正確な情報を提供することが重要です。

また好転反応が現れた場合には、施術を受けたことによる身体への負担が一時的に発生していることを理解し、身体をゆっくりと休めることが必要です。十分な睡眠や水分補給、栄養バランスのとれた食事を摂取することで、身体の回復を促進することができます。また、軽いストレッチやウォーキングなど、身体をゆるめる軽い運動を行うことで、好転反応を緩和することができます。

この記事を書いた人
伊藤 萌