ヘルスラボ整骨院狛江院

【知ってると安心】突き指と骨折の見分け方

2023.08.07

【知ってると安心】突き指と骨折の見分け方

日常生活で突き指や骨折という怪我に遭遇することは珍しくありません。しかし、これらの怪我の症状が似ているため、自己判断するのは難しい場合もあります。

このコラムでは、突き指と骨折の見分け方について解説します。知っておくと、怪我をした際により的確な対処ができるようになります!

突き指とは?

まずは突き指について説明いたします。
突き指は、指が突然強い衝撃を受けたことによって起こる怪我です。主な原因はスポーツや日常生活での事故、物にぶつけたり、転んだりすることなどが挙げられます。突き指の特徴としては、急激な痛みや腫れ、しびれ、動かしにくさがあります。また、関節が曲がりにくくなることもあります。突き指は関節の靭帯や周囲の組織が傷つくため、痛みや腫れは比較的軽度なものが多いです。

骨折とは?

次に骨折について説明します。
骨折は骨が折れてしまう怪我であり、直接的な衝撃や転倒、スポーツ中の事故などで発生します。骨折の症状には、激しい痛み、腫れ、変形した部位、動かすことができないなどがあります。骨折の場合、骨が折れているため、痛みや腫れが激しいことが多く、動かすと強い痛みが生じます。

突き指と骨折の見分け方

突き指と骨折の見分け方については、以下のポイントに注目すると役立ちます。

痛みの程度と性質

突き指の場合、痛みは急激であり、軽度な痛みが長く続くことが多いです。一方、骨折の場合は、非常に強い痛みがあり、動かすことで増す傾向があります。

腫れや変形の有無

突き指の場合、関節周囲に軽度の腫れが生じることがありますが、変形はほとんどありません。一方、骨折の場合は、部位が変形し、顕著な腫れがみられることがあります。

動かせるかどうか

突き指の場合、痛みや不快感はあるものの、指は通常通り動かすことができます。しかし、骨折の場合は、骨が折れているために指を動かすことができません。特に重要なのは、痛みのために指を動かすことができない場合です。

他の症状の有無

骨折の場合には、しばしば皮膚の切り傷や出血が見られることがあります。また、骨折した部位に圧痛や蓄膿、異常な動きがある場合もあります。

これらのポイントを踏まえながら、突き指か骨折かを判断することができますが、自己診断は難しい場合もあります。疑わしい場合には、専門医の診断を受けることが重要です。

突き指の対処法

突き指を受けた場合、以下の対処法を試してみることが推奨されます。

休息と氷の利用

まずは指を休ませ、炎症を抑えるために氷を当てます。氷を直接肌に触れさせないようにし、10〜15分間隔で数回繰り返します。

圧迫と挙上

指を軽く圧迫することで腫れを抑え、指を心臓より高い位置に挙げることで血液の循環を促進します。

サポートと固定

必要に応じて、ガーゼやテープで指をサポートし、安定させます。また、関節が曲がりやすい場合は、指を軽く固定するために包帯を巻くこともあります。

痛みの緩和

痛みが強い場合は、医師の指示のもとで痛みを緩和するための鎮痛剤を使用することも考慮してください。

骨折の対処法

骨折の緊急時の対処法は以下の通りですが、骨折の疑いがある場合は、直ちに医療専門家に相談することが必要です。

救急車の要請

骨折が重篤である場合、または骨が皮膚から突き出している場合は、直ちに救急車を要請し、専門医の治療を受けるようにします。

安静と応急処置

患部に対して負荷をかけないように安静にし、骨折部位を動かさないようにします。骨折部位に何かを固定することができる場合は、布や板などで一時的に固定します。

氷の利用

骨折による腫れを軽減するために、氷を当てます。氷を直接肌に触れさせないようにし、10〜15分間隔で数回繰り返します。

これらの対処法は一般的なケースに基づいていますが、個別の状況や重症度に応じて異なる場合もあります。したがって、怪我をした場合は、医療専門家に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。

まとめ

突き指と骨折は症状が似ているため、見分けるのは難しいことがあります。しかし、痛みの程度や性質、腫れや変形の有無、指の可動性、他の症状の有無などのポイントに注目することで、一次的な判断を行うことができます。
自己診断は正確ではない場合がありますので、疑わしい場合には医師の診断を受けることが重要です。

関連するコラム

このコラムを読んでいる人はこんなコラムも読んでいます。

一般整骨外来のご案内

日常生活やアウトドアなどスポーツシーン以外で痛みがある症状の治療は、一般整骨外来にて対応いたします。

一般整骨外来について

施設案内

アクセス・予約

当施設初めてご利用のお客様はお電話にてご予約承っております。
お身体についてのお悩みやご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。

【ヘルスラボ整骨院狛江院】

ヘルスラボスポーツ整骨院狛江
電話番号:03-6755-7216
住所:〒201-0014 東京都狛江市東和泉1丁目14−15 キャニオンスクエア 1F
アクセス:小田急線「狛江駅」南口より徒歩1分

この記事を書いた人
伊藤 萌