ヘルスラボ整骨院狛江院

坐骨神経痛の症状とその対処法

2023.07.08

坐骨神経痛の症状とその対処法

健康問題は私たちの生活にさまざまな影響を及ぼすものです。

その中でも坐骨神経痛は、多くの人々が経験する痛みの一つです。本コラムでは、坐骨神経痛の症状とその対処法について詳しく紹介させて頂きます。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫または刺激されることによって引き起こされる痛みです。
坐骨神経は腰から足にかけて走行しており、その圧迫や刺激によって痛みやしびれ、脚の弱点などの症状が現れることがあります。

坐骨神経痛になりやすい人は?

坐骨神経痛は、以下のような要因や条件によって引き起こされる可能性があります。

・椎間板ヘルニアや腰椎の脊柱管狭窄症などの脊椎の問題を抱えている人
・長時間の座り仕事や過度の身体的労働を行っている人
・肥満や過体重の人
・急激な体重増加や妊娠によって腰に負荷がかかっている人
・腰や臀部の筋肉の弱さやバランスの悪さがある人

坐骨神経痛の一般的な症状

坐骨神経痛には、以下のような症状が現れることがあります。

腰から臀部、大腿裏側、下肢にかけての痛み

腰や臀部から脚にかけての痛みがあり、しばしば片側に現れます。痛みは坐骨神経の走行に沿って広がることがあります。

足のしびれや痺れ

坐骨神経が圧迫されることによって、足の一部や全体にしびれや痺れが現れることがあります。

脚の弱さや筋力低下

坐骨神経の圧迫や刺激によって、脚の筋力が低下することがあります。歩行や足の動作に支障をきたす場合があります。

坐骨神経痛に対する対処法

坐骨神経痛の症状を軽減し、改善するために以下の対処法があります。

休息と身体の安静

痛みが強い場合は、できるだけ安静にして症状の改善を待ちます。横になることや痛みを引き起こさない姿勢を保つことが重要です。

温湿布や温熱療法

痛みやこわばりを緩和するために、温湿布や温熱パッドを使用します。温めることで血流が改善し、筋肉の緊張が緩和される場合があります。適切な温度や使用時間に気を付けましょう。

ストレッチと筋力トレーニング

坐骨神経痛の症状を軽減するために、ストレッチや筋力トレーニングを行います。特に腰や背中、臀部周辺の筋肉を強化することが重要です。ただし、無理な動作や負荷は避け、痛みを感じる場合は中止しましょう。

正しい姿勢の保持

正しい姿勢を保つことは、坐骨神経への圧力を軽減するのに役立ちます。長時間座っている場合は、背中をまっすぐにし、腰のサポートに適した椅子を使用しましょう。

身体の負荷の軽減

長時間の立ち仕事や重い荷物の運搬は、坐骨神経に負荷をかけることがあります。負荷を軽減するために、適度な休憩や仕事の工夫、荷物の分散などを心掛けましょう。

坐骨神経痛に対する治療方法

痛み止め(内服薬・湿布)

炎症がある場合は、痛み止めの飲み薬や湿布を使用することで症状が改善します。
ただし、飲み薬などは消化器への副作用が懸念されるため、短期間の使用もしくは専門家へご相談ください。

ステロイド注射

急性で痛みが強い場合、痛みを取り除くためにステロイド注射は効果的です。
痛みのある部分に注射をすると、1〜2ヶ月程度は症状が改善することが多いですが、痛みが再発する場合も少なくありません。
注射を打つ効果的な期間や回数など注意が必要ため、担当ドクターとよく相談されることをオススメいたします。

リハビリテーション

ストレッチや筋トレのリハビリテーションは、即効性はありませんが、中長期的に見ると効果が高いという調査報告もあります。身体の痛みに配慮して正しいリハビリを行うことで、怪我の回復だけでなく予防にも有効です。

マッサージ・ストレッチ・運動指導・物理療法

痛みがある部位の周りの筋肉や筋膜をほぐしたり、ストレッチすることで血流を改善させ、痛みを緩和させます。
ご自身で正しいやり方がわからない場合は、専門家へ相談することをオススメします。

外科手術

薬物療法やリハビリでは改善が見られず、症状が悪化してしまい日常生活に支障をきたしてしまうぐらい痛みが強い場合は、手術を行うケースもあります。手術は最後の手段であり、医師の判断に基づいて行われます。

こんな方におすすめ

・痛みで日常生活や仕事に支障をきたしている方

・腰や足に痛みだけでなくしびれを感じる方

・妊娠中や出産後の方

・対処法を行なっても痛みが治らない方

まとめ

坐骨神経痛は腰や脚に痛みやしびれを引き起こす状態であり、様々な要因によって引き起こされます。適切な対処法や治療を受けることで、症状の軽減や改善が可能です。

痛みやしびれを感じる場合や日常生活に支障をきたしている場合は、早めに専門家の診断と指導を受けることが重要です。

個々の状況に合わせた対処法や予防策を実践し、健康な生活を取り戻しましょう。

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この記事を書いた人
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