ヘルスラボ整骨院狛江院

股関節が痛い!変形性股関節症の症状とその対処法

2023.07.17

股関節が痛い!変形性股関節症の症状とその対処法

股関節の痛みや不具合は、歩行や日常生活に大きな影響を与えることがあります。
変形性股関節症は、股関節の軟骨の劣化や変形が起こる状態を指し、多くの人が経験する慢性的な疾患です。

本コラムでは、変形性股関節症の症状とその対処法について詳しくご紹介します!

変形性股関節症とは

変形性股関節症は、股関節の軟骨が劣化し、関節の形状や機能に変化が生じる状態を指します。軟骨の摩耗や変形により、痛みや不快感が生じることがあります。年齢の進行や遺伝的な要素、過度な負荷や外傷などが変形性股関節症の原因となることがあります。

変形性股関節症になりやすい人は?

以下の要素が、変形性股関節症になりやすい人を特定するための指標となります。

高齢者

年齢の進行とともに、股関節の軟骨が劣化しやすくなります。したがって、高齢者において変形性股関節症の発症リスクが高まります。

遺伝的な要素

家族歴に変形性股関節症がある場合、遺伝的な要素が関与する可能性があります。

過度な負荷や外傷

長期間にわたる過度な負荷や股関節への外傷は、変形性股関節症のリスクを高めることがあります。特にスポーツや肉体労働に従事する人は注意が必要です。

変形性股関節症の一般的な症状

変形性股関節症の一般的な症状は以下の通りです。

股関節の痛み

活動時や長時間の歩行、座位からの起立など、股関節への負荷がかかると痛みが生じます。痛みは夜間に悪化することがあるため寝つきが悪くなることもあります。

関節のこわばり

股関節の可動域が制限され、関節のこわばりや違和感を感じることがあります。

歩行困難

痛みや関節の制限により、歩行時に不快感や歩行困難を感じることがあります。

変形性股関節症に対する対処法

変形性股関節症の症状を軽減するためには、以下の対処法を試してみることができます。

体重管理

過体重は股関節に負担をかけるため、体重の管理が重要です。適切な食事と適度な運動を通じて体重をコントロールしましょう。

適切な運動

股関節を強化し、関節の可動域を保つための適切な運動が重要です。低負荷な運動やストレッチを行いましょう。

温湿布や温熱療法

痛みやこわばりを緩和するために、温湿布や温熱パッドを使用します。温めることで血流が改善し、筋肉の緊張が緩和される場合があります。適切な温度や使用時間に気を付けましょう。

変形性股関節症に対する治療方法

痛み止め(内服薬・湿布)

炎症がある場合は、痛み止めの飲み薬や湿布を使用することで症状が改善します。
ただし、飲み薬などは消化器への副作用が懸念されるため、短期間の使用もしくは専門家へご相談ください。

ステロイド注射

急性で痛みが強い場合、痛みを取り除くためにステロイド注射は効果的です。
痛みのある部分に注射をすると、1〜2ヶ月程度は症状が改善することが多いですが、痛みが再発する場合も少なくありません。
注射を打つ効果的な期間や回数など注意が必要ため、担当ドクターとよく相談されることをオススメいたします。

リハビリテーション

ストレッチや筋トレのリハビリテーションは、即効性はありませんが、中長期的に見ると効果が高いという調査報告もあります。身体の痛みに配慮して正しいリハビリを行うことで、怪我の回復だけでなく予防にも有効です。

マッサージ・ストレッチ・運動指導・物理療法

痛みがある部位の周りの筋肉や筋膜をほぐしたり、ストレッチすることで血流を改善させ、痛みを緩和させます。
ご自身で正しいやり方がわからない場合は、専門家へ相談することをオススメします。

外科手術

症状が重度で他の治療法が効果的でない場合、人工股関節置換術が検討されることがあります。手術によって股関節の軟骨や骨を人工の部品で置き換え、関節の機能と痛みの改善を図ります。

こんな方におすすめ

・痛みで日常生活や仕事に支障をきたしている方

・痛みだけでなくしびれを感じる方

・症状が慢性化している方

・対処法を行なっても痛みが治らない方

まとめ

変形性股関節症は、股関節の軟骨の劣化や変形が起こる状態であり、痛みや関節の制限が一般的な症状です。

体重管理や適切な運動、非薬物療法などの対処法を試みることで、症状の緩和が期待できます。

痛みが続く場合は、専門家に相談し、適切な治療方法を選ぶことが重要です。痛みや関節の制限を軽減するために、適切なケアと日常生活の調整を行いましょう。

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この記事を書いた人
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